GarminのランニングデータをエクスポートしてChatGPTで分析する方法
Garminウォッチで記録したランニングデータ、せっかくなら細かく分析して自分の成長やフォーム改善に活かしたいですよね。今回はGarmin Connectのデータをエクスポートし、ChatGPTで深堀り分析する方法を実践例とともに紹介します!
ステップ1:Garmin Connectから.fitファイルをエクスポート
まずはPC版のGarmin Connect(https://connect.garmin.com/modern)にアクセスし、解析したいアクティビティ(ランなど)を選びます。
- アクティビティの詳細ページ右上にある歯車アイコン(⚙️)をクリック
- 「エクスポート > 元のファイル(.fit)」を選択
これで.zipファイルがダウンロードされます。
ステップ2:.fitファイルの展開・変換
ダウンロードしたファイルは圧縮(zip)されているので、解凍して.fit
ファイルを取り出します。
次に、fitファイルを扱いやすいCSVデータに変換します。
- fitfileviewer.com にアクセス
- 画面の指示に従って
.fit
ファイルをアップロード - 「event」「record」「user」などの各種CSVファイルをダウンロード
特にrecord.csvには走行中の細かなデータ(スピード・心拍・ケイデンス・上下動・パワーなど)が含まれています。
ステップ3:ChatGPTにアップロードして解析
取得したCSVファイルをChatGPTにアップロードします。
- 「record.csv」「event.csv」「user.csv」をアップロード
- 例えば「このデータで1kmごとのペースとRunning Effectiveness(RE)を計算して」や、「ベストレースと他のレースでフォームやRE、ストライド、上下動の違いを比較して」など自由に依頼できます
ステップ4:詳細な分析&トレーニング提案も!
ChatGPTでは例えばこんなことができます。
- ベストを出したレースと通常レースの比較
→ どちらがどんなフォームだったか、ストライドや上下動、RE(Running Economy)がどう違うかを1kmごとに可視化 - レース後半のフォーム崩れや効率低下の発見
→ 上下動やストライド、ペースの変化から崩れるタイミングを特定 - トレーニング提案
→ 「後半にストライドが縮むタイプ」には体幹や股関節強化のドリルを、「上下動が増えるタイプ」にはバウンディングやフォーム改善のヒントをAIが具体的にアドバイス
おわりに
Garmin×ChatGPTの組み合わせで、従来は難しかったフォームやランニング効率の**“自分専用”分析**が誰でも可能になります。
データの活用で、次のレースをより良いものにしていきましょう!
(この記事の内容を活用して、ご自身のランログをぜひAI分析してみてください!)