GarminのランニングデータをエクスポートしてChatGPTで分析する方法

GarminのランニングデータをエクスポートしてChatGPTで分析する方法
Photo by Gerardo Ramirez / Unsplash

Garminウォッチで記録したランニングデータ、せっかくなら細かく分析して自分の成長やフォーム改善に活かしたいですよね。今回はGarmin Connectのデータをエクスポートし、ChatGPTで深堀り分析する方法を実践例とともに紹介します!


ステップ1:Garmin Connectから.fitファイルをエクスポート

まずはPC版のGarmin Connect(https://connect.garmin.com/modern)にアクセスし、解析したいアクティビティ(ランなど)を選びます。

  • アクティビティの詳細ページ右上にある歯車アイコン(⚙️)をクリック
  • エクスポート > 元のファイル(.fit)」を選択

これで.zipファイルがダウンロードされます。


ステップ2:.fitファイルの展開・変換

ダウンロードしたファイルは圧縮(zip)されているので、解凍して.fitファイルを取り出します。

次に、fitファイルを扱いやすいCSVデータに変換します。

  • fitfileviewer.com にアクセス
  • 画面の指示に従って .fit ファイルをアップロード
  • 「event」「record」「user」などの各種CSVファイルをダウンロード

特にrecord.csvには走行中の細かなデータ(スピード・心拍・ケイデンス・上下動・パワーなど)が含まれています。


ステップ3:ChatGPTにアップロードして解析

取得したCSVファイルをChatGPTにアップロードします。

  • 「record.csv」「event.csv」「user.csv」をアップロード
  • 例えば「このデータで1kmごとのペースとRunning Effectiveness(RE)を計算して」や、「ベストレースと他のレースでフォームやRE、ストライド、上下動の違いを比較して」など自由に依頼できます

ステップ4:詳細な分析&トレーニング提案も!

ChatGPTでは例えばこんなことができます。

  • ベストを出したレースと通常レースの比較
     → どちらがどんなフォームだったか、ストライドや上下動、RE(Running Economy)がどう違うかを1kmごとに可視化
  • レース後半のフォーム崩れや効率低下の発見
     → 上下動やストライド、ペースの変化から崩れるタイミングを特定
  • トレーニング提案
     → 「後半にストライドが縮むタイプ」には体幹や股関節強化のドリルを、「上下動が増えるタイプ」にはバウンディングやフォーム改善のヒントをAIが具体的にアドバイス

おわりに

Garmin×ChatGPTの組み合わせで、従来は難しかったフォームやランニング効率の**“自分専用”分析**が誰でも可能になります。
データの活用で、次のレースをより良いものにしていきましょう!


(この記事の内容を活用して、ご自身のランログをぜひAI分析してみてください!)