デジタルデトックスについて
デジタルデトックスはやるべきなのか?
昔からデジタルデトックスをやるべきだとは思っていた。しかし、実際にやってみるとこれがなかなか難しい。スマホを手に取れば、ついついX(旧Twitter)やInstagram、Facebookを開いてしまう。特に気づいたら時間を奪われているのがSNSだ。
デジタルデトックスの大きなメリットは、こうした時間の浪費を防ぎ、目の前の現実により集中できることだ。SNSをダラダラと見続ける時間が減れば、より生産的な活動に時間を使うことができるし、頭もスッキリする。だからこそ、何度もチャレンジしてみた。
デジタルデトックスの方法
「スクリーンタイムを設定する」「SNSアプリをスマホから削除する」「通知をオフにする」など、デジタルデトックスの方法はいくつもある。しかし、どれも長続きしない。意志の力だけでSNSを遠ざけるのは、思った以上に難しい。スマホに手が伸びてしまうし、何かの拍子に開いてしまう。
そんな中、試してみた方法が「フォローしている人を削る」というシンプルなやり方だ。
フォローを削るという選択
フォローしているアカウントは、フォローした瞬間は興味があったはずのもの。しかし、人の興味は時間とともに変わる。SNSを使い続けていると、過去に興味があった人や情報がどんどん蓄積されていく。結果、今はもう関心が薄れている情報が大量に流れ込んでくることになる。
さらに、フォロー数が多いと、リツイートやリポストでタイムラインが埋め尽くされ、自分が本当に知りたい情報がどこにあるのかわからなくなる。この状態ではSNSを開くたびに余計な情報に振り回され、貴重な時間がどんどん奪われてしまう。
フォローを減らすことで得られる効果
フォローを思い切って減らすと、驚くほどタイムラインがシンプルになる。必要な情報だけが流れてくるので、見たい情報をすぐにチェックできるし、更新頻度も減るため「ついつい見てしまう」ことも少なくなる。
結果的に、SNSに費やす時間が激減し、スマホを開く回数も減ってくる。SNSに振り回されるのではなく、SNSを自分のために使う感覚が戻ってくる。これは、これまで試してきたデジタルデトックスの中でも、最も効果的な方法だと感じている。
まとめ
デジタルデトックスは、やはり必要だ。時間を奪うSNSの使用時間を減らすことで、現実に向き合う時間を増やし、より生産的に過ごすことができる。ただし、完全に断つのは難しい。
そこで、フォローを整理し、余計な情報を排除することで、SNSとの適切な距離感を作る。結果として、SNSに費やす時間が減り、ストレスも軽減される。
スマホの使い方を見直したいと感じているなら、まずはフォローの整理から始めてみるのがいいかもしれない。